弘前大学人文社会科学部
社会経営課程 地域行動コース


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地域行動コースについて

地域行動コース

地域社会について自ら調査したデータをもとに実証的に考え、課題の発見と解決、地域との協働に取り組む人材を育成します。 人や社会を理解するには、書物を読むだけではなく、社会現象や人びとの行為を観察し、 インタビューやアンケートなどで調査をおこなうことが有効です。 こうした調査技術と分析手法とを身につけ、地域に生きる人びとの経験に根ざした知識や地域の将来への意識に接近していきます。 また、アクション・リサーチやファシリテーションを通じて、地域社会や地域行政と交流・議論する経験を積みます。

求める学生像

社会学の理論と方法、統計・情報処理の技能を身につけ、現代の地域社会が直面する諸課題を多方面に把握し、その解決に寄与することに強い関心のある人

社会経営課程で取得可能な資格

・ 中学校教諭一種免許状(社会)
・ 高等学校教諭一種免許状(社会〔公民〕、商業)
・ 学芸員

履修モデル

教育目標

本コースでは,一つの柱として,社会学,社会心理学,社会言語学,人類学などで培われた地域社会に関する理論を学び, 他方の柱として,地域を把握する統計的データ分析手法,社会調査技術,地理情報処理などのスキルを修得する。 現在,我が国全体でも,地域スケールにおいても,少子高齢化,人口減少などの課題が山積しているが, これら問題の現状を正確に捉え,将来を予測し,課題解決策を施策・事業として提案できる人材を輩出することを目指す。


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教養教育科目の履修
(1) ローカル科目,グローバル科目,社会・文化,自然・科学,人間・生命

地域行動コース担当教員の科目の履修を奨めます。

専門教育科目の履修
(1) 学部基本科目

1 年次前期に開講される入門科目については,「社会学入門」,「統計学入門」,「言語学入門」を中心に履修することを奨めます。

(2) コア科目

地域行動コースに所属を希望する学生は,1 年次後期に開講される「コア科目」から,「社会調査論(必修)」のほかに2科目(4 単位)を選択して修得する必要があります。

(3) 社会調査実習Ⅰ・Ⅱ,地域アクションリサーチ実習Ⅰ・Ⅱ,地域フィールドワーク実習Ⅰ・Ⅱ,地域協働実習Ⅰ・Ⅱ

実習科目(履修モデルのアスタリスク*付き)は選択科目ですが,卒業研究をおこなう力を培うために,とても重要です。これらの実習科目の中から4科目(8単位)を履修することを推奨します。

(4) 2 年次以降の講義・演習とゼミナール・卒業研究(又は特定課題研究)

地域行動コースで開講される授業科目は,講義,演習と実習,ゼミナール・卒業研究と相互に密接した関係をもっています。 4 年次での卒業研究(又は特定課題研究)を念頭において,2 年次以降に開講される授業の履修計画を立ててください。 基礎から応用へと科目内容は高度化しますので,系統的な履修が求められます。
3年次以降は,教員が個別に開講するゼミナールに所属し, 卒業研究(又は特定課題研究)に向けての専門的な指導を受けることになります。

(5) 選択科目

選択科目は地域行動コース特設講義及び本コースの学習内容と関連の深い他コースの授業です。 学生のみなさんの関心に基づいて履修してください。

(6) 本学部及び他学部で開設している教養教育科目 又は専門教育科目

地域行動コースでは,卒業に必要な単位のうち20 単位(特定課題研究を選択する場合は22 単位)は適宜選択科目としています。 これには本コース開講科目はもちろん,本学部の他コース・他学部の開講科目を含むことができます。 教養教育科目は4 単位までとする。 なお,別表第6教職に関する科目及び別表第7学芸員の資格を取得するための授業科目の中の必修科目(「博物館概論」, 「博物館経営論」,「博物館情報・メディア論」,「博物館教育論」を除く)は,含めることはできません。

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