シンポジウム 裁判員裁判に「経験」が及ぼす影響



シンポジウム 裁判員裁判に「経験」が及ぼす影響

 裁判員の就任可能年齢が18歳に引き下げられ、問題点も指摘されています。一方で、現状ではほとんどの裁判員は一度だけの経験であり、経験の蓄積が判断に影響しないという点では、大きな違いはないのではないかという疑問もあります。
 「経験」には、様々な経験があります。学校教育で裁判員制度について学習したことも「経験」と言えますし、人生の中で様々に積み上げられていくことも「経験」と言えるかもしれません。 そこで、裁判員にとってはどのような「経験」が必要なのか、様々な「経験」はどのように裁判員の判断に影響するのかを、来場者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

日時:2022年11月19日(土)14:00 ~17:30

会場:弘前大学人文社会科学部校舎4階多目的ホール
  (入場無料・事前申し込み不要(オンライン参加の場合は必要))

主催:弘前大学人文社会科学部地域未来創生センター

プログラム
第1部 基調報告「裁判員に求められる法的リテラシーと法の体験的学び」
     宮﨑秀一(北里大学)
第2部 高校生×大学生座談会「高校生、大学生の目から見た裁判員裁判」
     コーディネーター:河野敏也(桃山学院大学) 登壇者:高校生、大学生
第3部 裁判官インタビュー「刑事裁判と『経験』」
     インタビュアー・平野 潔(弘前大学)
登壇者:古玉正紀(東京地方裁判所)、寺尾 亮(青森地方裁判所)
第4部 パネルディスカッション「裁判員裁判と『経験』」
     コーディネーター:飯 考行(専修大学)  
     パネリスト:裁判員経験者、古玉正紀、寺尾 亮、宮﨑秀一、高校生、大学生

タイトルとURLをコピーしました