ハンセン病の回復者の方がたが暮らす全国13か所の国立療養所では、入所者数の減少と入所者の超高齢化時代を迎えています。
青森市石江にある松丘保養園(1909年創立)もそのひとつです。日本のハンセン病政策の問題とともに、歴史的な時間のなかで、この松丘保養園のなかでの生活がどのように営まれてきたのか、その生活の歴史をどのように継承すべきなのか。
わたしたちは、ある人や人びとの生活の記憶を想起させるモノの総称として「ライフドキュメント」を定義しています。
さまざまなライフドキュメントをもとに、松丘保養園の生活の歴史、そこに暮らした人びとの記憶と接すること。通常の「歴史」の教科書では書かれていない、そのような生活の記憶からの歴史との接し方の意義を、このフォーラムでは話し合ってみたいと思います。
シリアスなテーマですが、どなたでも参加できますのでお気軽にお越しください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時:2024年11月09日(土)13:00から17:00
場所:弘前大学人文社会科学部棟4階 多目的ホール
(参加無料・事前申し込み不要・当日参加可能)
主催:弘前大学人文社会科学部地域未来創生センター
対象:120名(一般・行政関係者・学生・高校生)
問い合わせ:弘前大学人文社会科学部 地域未来創生センター
住所:青森県弘前市文町1/電話:0172-39-3198
E-mail:irrc[at]hirosaki-u.ac.jp