弘前大学人文社会科学部
文化創生課程 文化資源学コース


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文化資源学コースについて

文化資源学コース

文化資源学コースでは、人類が生み出してきた豊かな文化のあり方を多様な専門学習の視点から見直していきます。 体系的な学習を通じて文化の新たな価値と活用の可能性に気付いていくことができるでしょう。 自分が「発見」した文化の価値や魅力を国内外に広く伝えることのできる人材、あるいは地域の文化振興に活かすことのできる人材の育成を目指します。 また、学芸員資格や教員免許(「国語」、「社会」「地理歴史」など)を取得していくことが可能です。

求める学生像

国内外の有形・無形の文化(埋蔵文化財、美術工芸品、民俗宗教、思想文学など)について正しく理解し、それらを人類共通の文化遺産として次世代に伝えていくことに強い関心のある人

文化創生課程で取得可能な資格

・中学校教諭一種免許状(国語、英語、社会)
・高等学校教諭一種免許状(国語、英語、社会〔地理、歴史〕)
・学芸員

履修モデル

教育目標

人類が生み出してきた豊かな有形・無形の文化(文化財・美術工芸・民俗・宗教・言語・文学・思想など)について多様な視点から 専門知識・技能を学んでいきます。体系的な学習を通じて文化の新たな価値と活用の可能性に気づきつつ, それらの価値や魅力を人類共通の文化遺産として国内外に伝えていく人材,あるいは地域や文化の振興に生かすことのできる人材の育成を目指します。


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教養教育科目の履修
(1) 英語,多言語

英語(必修)以外に,多言語を履修することを強く推奨します。

(2) ローカル科目,グローバル科目,社会・文化,自然・科学,人間・生命

文化資源学コース担当教員の科目の履修を勧めます。

専門教育科目の履修
(1) 学部基本科目

1年次前期に開講される入門科目については,「歴史学入門」,「哲学倫理入門」,「言語学入門」,「文学入門」を中心に履修することを勧めます。

(2) コア科目

文化資源学コースに所属を希望する学生は,1年次後期に開講される「コア科目」から, 「文化資源学(必修)」を含めて2科目(4単位)を選択して履修する必要があります。「文化資源学」のコアとなる考え方が提供されます。

(3)2年次以降の講義・実習・演習とゼミナール・卒業研究(又は特定課題研究)

文化資源学コースで開講される授業科目は,文化財学系,言語学・文学系,倫理・思想学系という3つの専門分野に大きく分かれます。 4年次での卒業研究(又は特定課題研究)でこの3つの専門分野のうちどれを選ぶのかをある程度念頭におきながら, 2年次以降に開講される授業の履修計画を立ててください。基礎から応用へと科目内容は高度化しますので,系統的な履修が求められます。 文化財学系を志望する場合は,有形・無形文化財の取り扱いやフィールドワークを伴う実習があります。 2年次の実習・演習は連続的に履修し,3年次の実習は連続的に履修することを強く推奨します。 言語学・文学系と,倫理・思想学系を志望する場合は,文献資料の読解を行う演習があります。 3年次以降は,教員が個別に開講するゼミナールに所属し,卒業研究(又は特定課題研究)に向けての専門的な指導を受けることになります。

(4) 文化資源活用論 地域文化振興論 地域文化振興実習

文化資源活用論では,考古・芸術・民俗・宗教・言語・文学・思想の6つの系統から,人間の文化を資源として活用する方法や意義, その際の問題点について学びます。地域文化振興論では,考古・芸術・民俗・言語・文学等の分野で, 地域で活動する専門家をゲスト講師として招き,携わっている地域文化の現状や問題点,今後の展望等について講義してもらいます。 地域文化振興実習では,地域の博物館・美術館・文学館等の文化施設に赴き,文化振興の現状を実際に学んで, よりよい振興のあり方・方法等について学びます。

(5)選択科目

選択科目は文化資源学コース特設講義及び本コースの学習内容と関連の深い他コースの授業です。学生のみなさんの関心に基づいて履修してください。

(6)本学部及び他学部で開設している教養教育科目 又は専門教育科目

文化資源学コースでは,卒業に必要な単位のうち 20 単位(特定課題研究を選択する場合は 22 単位)は適宜選択科目としています。これには本コース開講科目はもちろん,本学部の他コース・他学部の開講科目を含むことができます。教養教育科目は4単位までとします。なお,別表第6教職に関する科目及び別表第7学芸員の資格を取得するための授業科目の中の必修科目(但し「博物館概論」,「博物館経営論」,「博物館情報・メディア論」,「博物館教育論」を除く)は,含めることはできません。

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