弘前大学人文社会科学部
文化創生課程 文化資源学コース


MENU

学生の時間割

教員をめざす学生の履修モデル

黄色は教養科目、青色は専門科目、赤色は教職科目を意味します。
※講義日程は受講当時のものであり、変わることがあります。

2年生前期
1・2時限
8:40~10:10
3・4時限
10:20~11:50
憲法 運動と健康B 日本倫理思想演習I 言語と文化
5・6時限
12:40~14:10
歴史基礎論B 思想と文化 金融論
7・8時限
14:20~15:50
民俗と文化
9・10時限
16:00~17:30
地域プロジェクト演習 経済学入門
前期集中講義
履修科目 教育原理 教職入門 特別活動及び総合的な
学習の時間の指導法
漢文学A
在校生コメント

文化資源学コースでは、国語(高校・中学)・地歴(高校)・公民(高校)・社会(中学)の教職(教員免許状)取得をめざすことができます。教職関連科目には、指定されている「教育に関する科目」と「教科に関する科目」を履修する必要があります。前者「教育に関する科目」は卒業単位に含まれませんが、キャップ制(履修制限)の対象外となります。一方、後者「教科に関する科目」はキャップ制(履修制限)の対象となりますが、卒業単位に加算することができます。
2年次前期は、コースの専門基礎科目(「〇〇と文化」3科目6単位)、3年次からのゼミナール進級を想定した発展科目(演習Ⅰ)に加えて、「教科に関する科目」を履修しました。「教育に関する科目」は集中講義で開講される場合が多く、夏休み期間には学校訪問も行います。前期末は、教職科目を履修しない場合に比べてかなり忙しくなりますが、平常授業と集中授業で切り分けて履修することになるので、通常の授業に支障をきたすことはありませんでした。

2年後期
1・2時限
8:40~10:10
3・4時限
10:20~11:50
言語学 芸術史 文化財科学 公法学 日本語学
5・6時限
12:40~14:10
マクロ経済学 西洋倫理思想 教育の社会制度論
7・8時限
14:20~15:50
形態文化論
9・10時限
16:00~17:30
日本倫理思想 西洋史 ミクロ経済学Ⅰ
後期集中講義
履修科目 教育相談の理論と方法 発達心理学 漢文学A
在校生コメント

2年次後期は、コースの専門発展科目と、教職関連科目を中心に履修しました。「教科に関する科目」のうち、「公法学」は発展科目(演習Ⅱ)と時間割が重複してしまったため、演習担当の先生と相談して発展科目(演習Ⅱ)はゼミナール進級後の3年次の履修に繰り下げることにしました。文化資源学コース以外の「教科に関する科目」を履修する場合には、適宜習得科目に充てることになります。
「教育に関する科目」は、平常授業と集中授業に設定されていますが、いずれもキャップ制(履修制限)の対象外となります。「教育に関する科目」のほとんどはレポートですが、一部の科目は期日までにオンライン動画を視聴して試験をする科目もあります。全体的に、2年次は前期よりも後期の方が履修が大変になります。


公務員をめざす学生の履修モデル

黄色は教養科目、青色は専門科目を意味します。
※講義日程は受講当時のものであり、変わることがあります。

2年前期
1・2時限
8:40~10:10
地域プロジェクト演習
地域産品の創造A
3・4時限
10:20~11:50
多文化基礎論(1) 思想と文化 欧米文化論A
5・6時限
12:40~14:10
歴史基礎論B
7・8時限
14:20~15:50
民俗と文化 文化財科学実習I
9・10時限
16:00~17:30
文学基礎論B 文化財科学実習I
前期集中講義
履修科目 中国文学A 文学と文化 日本近現代文学演習I
在校生コメント

2年次前期は、教養科目において学部越境科目、専門科目において基礎科目(3科目6単位)、発展科目(10科目20単位)の一部、発展科目〈実習Ⅰ・演習Ⅰ〉を新たに履修できるようになります。まず学部越境科目については、条件として「前期に履修できるもの」(文化資源学コースでは2年次後期に必修科目がかなり偏っているため)、「1コマで完結しており、あまり長時間拘束されないもの」(土日に他の集中講義と重複してしまうことを避けるため)の二つを設定し、それに合致した「地域プロジェクト演習-地域産品の創作A-」を選択しました。
次に専門基礎科目は、4科目中3科目の選択なのですが、全休を作りたかったので「民俗と文化」「文学と文化」を確定として、レポートやテストのない「思想と文化」を選択しました。専門発展科目については必要な科目数が多いため、前期集中講義で「中国文学A」を履修し後期の負担を減らそうと考えました。
余談ですが、後に「漢文学A」も履修しておけば後期もう少し楽になったなと気付きました。実習・演習については、関心があった科目「日本近現代文学演習Ⅰ」と、キャップ制に抵触せず適宜修得科目の枠を埋めるため、また万が一翌年度に近現代文学ゼミナールが開講しなかった場合に備えて「文化財科学実習Ⅰ」を履修しました。また適宜修得科目用に自分の興味関心と空きコマの都合から3科目受講しました。

2年後期
1・2時限
8:40~10:10
3・4時限
10:20~11:50
言語学 芸術史 文化財科学 日本語学
5・6時限
12:40~14:10
多文化共生論 東アジア思想 西洋倫理思想 文化財論 ユーラシア史
7・8時限
14:20~15:50
民俗学 文化財科学実習Ⅱ
9・10時限
16:00~17:30
日本倫理思想 文化財科学実習Ⅱ 西洋史 人類学
前期集中講義
履修科目 日本近現代文学 日本近現代文学演習I 中国文学B 漢文学B
在校生コメント

2年次後期は、専門発展科目(10科目20単位)の残り分と、〈実習Ⅱ・演習Ⅱ〉、1年次後期~4年次で修得する選択科目(4科目8単位)を履修しました。専門発展科目については、単位を落とす可能性を考慮しつつ、余った分は適宜に含めれば良いと考え取れるだけ取ることにしました。
結果的には全単位修得に成功したので「言語学」「民俗学」「日本倫理思想」「芸術史」「東アジア思想」「文化財科学」「西洋倫理思想」「文化財論」「日本語学」「日本近現代文学」「中国文学B」「漢文学B」の12科目分の単位を獲得しました。(前期の「中国文学A」とあわせて13科目分になるので、あふれた3科目分を適宜にまわしました。)
「日本近現代文学演習Ⅱ」と「文化財科学実習Ⅱ」は前期から引き続きで、これも片方は適宜に含めることができます。選択科目は、1年次にキャップ制に抵触したため履修できなかった「多文化共生論」と2年次後期から開講された「歴史基礎論B」「西洋史」「人類学」を空きコマの兼ね合いから選択し4科目としました。
他に自由科目として「ユーラシア史」を履修しました。この時点で、教養科目から4単位、専門発展科目から6単位、実習・演習から4単位、自由科目として、前期6単位、後期2単位で適宜修得科目が合計22単位となりました。(算数を間違えて1科目分多く受講してしまっていました……)


学芸員をめざす学生の履修モデル

黄色は教養科目、青色は専門科目、赤色は学芸員科目を意味します。
※講義日程は受講当時のものであり、変わることがあります。

2年前期
1・2時限
8:40~10:10
博物館教育論
3・4時限
10:20~11:50
法学入門 考古学基礎 日本倫理思想史
演習I
5・6時限
12:40~14:10
文学と文化 思想と文化
7・8時限
14:20~15:50
民俗と文化 民俗学実習I
9・10時限
16:00~17:30
博物館情報・メディア論 民俗学実習I 茶室の美学
前期集中講義
履修科目 書道I
在校生コメント

キャップ制があるので、後期に発展科目で習得しなければならない10科目全てを履修して習得することを目標として、前期は履修科目数を抑えました。
2年生になったときに将来やりたいことを考えて、3年生になったときにゼミで民俗学を学ぶか、日本倫理思想史を学ぶかを迷ったので、民俗学実習と日本倫理思想史演習Iと両方を履修しました。考古学にもちょっと興味があって、考古学の授業も履修しました。2年生前期は基本的には卒業要件に必要な科目を中心にとりつつ、学芸員科目をもらさず履修することを心掛けました。
「茶室の美学」は日本文化に興味があって、抽選で当選したので、「楽しみ」として履修しました。また、夏休みに集中講義で発展科目の一つ「書道1」を履修して、後期に履修する科目を9科目にして、少しだけ楽になるように工夫しました。

2年後期
1・2時限
8:40~10:10
生涯学習論 博物館経営論
3・4時限
10:20~11:50
芸術史 文化財科学 日本倫理思想演習Ⅱ 日本語学
5・6時限
12:40~14:10
日本考古学 文化財論 地域の社会・文化
青森の手工芸基礎
7・8時限
14:20~15:50
民俗学 民俗学実習Ⅱ
9・10時限
16:00~17:30
日本倫理思想 民俗学実習Ⅱ 西洋史 人類学
在校生コメント

発展科目で習得しなければならない10科目のうち夏休みの集中講義で習得した「書道I」以外の9科目全てを習得することを目標に時間割を組みました。
2年生後期になって、大学院に進学し、できれば博士課程まで行きたいと思い、同時に将来は学芸員をめざそうと思いました。そこで10科目20単位はできるだけ学芸員になったときに必要になると思われる実技系の科目を中心に履修しました。文化財科学は理系の科目のようで不得意なのですが、学芸員になったときには必要になるかもしれないと思って、がんばって履修しました。
専門は民俗学にするか、日本倫理思想史にするかをまだ迷っていたので、どちらにも行けるように、民俗学実習Ⅱと日本倫理思想史演習Ⅱの両方を履修しました。「地域社会・文化–青森の手工芸基礎–」は教養教育で、専門の授業と重なってこれまで履修機会がなかったので、2年生後期に履修したものです。


ページトップへ