弘前大学人文社会科学部
社会経営課程 地域行動コース


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社会調査実習の紹介

SOUMA班

テーマ相馬:その心意気と「うごき」を探る!

調査地「青森県弘前市(旧相馬村)」

Q1:何を調べていますか?

相馬の生活のなかにある工夫と、地区内外の人びとの集まりやネットワークについて、「施設・移動」「商店」「イベント」「農作業の手伝い」「農産物の加工・販売」という5つの切り口から調べています。それを通して、市町村合併後の地方都市近郊農村の現在と将来の可能性について探究します。

Q2:SOUMA班の特徴は何ですか?

実際に自分たちで地域に足を運んで得た直感を大切にしています。たとえば自転車やバスをつかって地域に出かけ、リンゴ農家で農作業を手伝ったり、地元の人たちが集う温泉に入ったりしながら、人の動きや交流の様子を観察したり、直接お話をうかがったりしています。そこから問題意識を膨らませて、より踏み込んだインタビューやアクション・リサーチを重ね、地域の人たちと共に未来への提案を考えていきます。

Q3:調査から見える地域の動きを教えてください。

相馬地域では近年、人口が急速に減少し、路線バスが一部廃線になるなど公共交通も縮小していて、相馬に暮らす人たちは地域の将来について漠然とした不安を抱いています。一方で、社会調査実習に参加する弘前大学生のように、地域外から相馬を訪れる人の目には、この地域は他の農村地域に比べて活気があり、特産品であるリンゴのブランド化に成功して経済的にも上手くいっているように見えます。
これまでの調査から、そうした活気を生み出すたくさんの工夫が見えてきました。個々人の小さな集まりであったり、その集まりを促進する仕掛けだったり。地域の側にも、大学と共にこうした相馬の潜在力を見つけだし、それを活かした新しい暮らし方を創り出そうとする機運が芽生えてきています。

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