弘前大学人文社会科学部
社会経営課程 地域行動コース


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社会調査実習の紹介

SOUMA班

テーマ相馬:その心意気と「うごき」を探る

調査地「青森県弘前市旧相馬村」

何を調べていますか?

昨年に引き続き、市町村合併後の地方都市近郊の村の現在と将来の可能性について、相馬の生活の中にある工夫に焦点を当てて調べています。

SOUMA班の特徴は何ですか?

実際に自分たちで地域に足を運んで気がついた直感を大切にしています。たとえば、リンゴ農家で農作業を手伝ったり、地元の人たちが集うお祭りに加わったりしながら、人びとの動きや交流の様子を観察したり、お話をうかがったりしています。そこから問題意識を膨らませて、より踏みこんだインタビューやアクション・リサーチを重ね、地域の人たちと一緒に未来への提案を考えていきます。

調査から見える地域の動きを教えてください。

相馬地区は近年、人口が急速に減少していますが、特産品であるりんごのブランド化に成功して経済的にもうまくいっているだけでなく、古くからの祭りが継承され、新しい活動がつぎつぎと生まれています。昨年の調査から見えてきたのは、まさに、そうした活気を生み出すたくさんの工夫です。それは、個々人の小さな集まりだったり、集まりを促進する仕掛けだったりします。地域の側にも、大学と一緒にこうした地域の潜在力を見つけだし、新しい暮らし方を共に探しだそうとする機運が芽ばえています。

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