弘前大学人文社会科学部
社会経営課程 地域行動コース


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社会調査実習の紹介

AT班

テーマ歩く人にやさしい街ってどんな街?

調査地「弘前市内」

何を調べていますか?

ATとは、Active Transportation、能動的な交通の略語です。能動的な交通とは、自分の力で移動する、徒歩や自転車です。この実習では、人にとって歩きやすい街はどんな街か、ということを、子どもの安全性と歩く人への魅力の両方から調べました。子どものように「歩かないといけない」人たちにとって、安全に歩けることは大事です。大人のように、自動車を使える人も思わず歩きたくなる「魅力的な街」になれば、環境や健康に良い影響があります。この2つの点から、弘前市がどのようになっているのか調査し、どう変えればよいかを考えました。

あなたの班の特徴はなんですか?

まず、実際に街を歩くことで私たちが暮らしている弘前市の様子を肌で感じることができます。また、子どもにとっての安全性、のように自分とは違う視点から街を見ることで、新しい発見があります。魅力的、という感覚的なひとかたまりの言葉を深く考え、分解することで物事を客観的にみられるようになります。そして、地図という普段見慣れたものを出発点にして、いろいろな情報と結びつけたり、あるいはいろいろな情報を引き出したりします。

調査から見える地域の動き

まず、弘前市内といっても地区によって特徴があり、子どもの安全が確保されている場所もあれば、確保されていないように見える場所もありました。また、市の中心部が安全とは限らないこと、子どもの登下校のときの行動の特徴なども組み合わせて考える必要があることがわかりました。次に、弘前市内にはいくつかの歩く人にとって魅力的な場所があり、そうした場所を歩くと時間を短く感じたりすることがわかりました。そして、魅力的な場所を作る要素が組み合わさることでさらに魅力が増すことがわかりました。

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