弘前大学人文社会科学部
社会経営課程 地域行動コース


MENU

社会調査実習の紹介

ぷしけ班

テーマ他人とのちょっとネガティブなやり取りがもたらす影響

調査地「大学内で実験をおこなっています。」

何を調べていますか?

私たちは膨大な数の人々と関わりながら日常生活を送っています。しかし,人との関わりは,楽しいことだけではありません。初対面の相手と会話をしなければならない気まずい場面もあれば,全然協力してくれない人と何かの共同作業をしなければならない場面もあります。これらの場面で,私たちはどのようにふるまうのでしょうか。この疑問について検討するために,実験を行いました。

ぷしけ班の特徴は何ですか?

ぷしけ班の特徴は,実験とデータ分析です。
2019年度は2つの実験を行いました。1つの実験では,2名の協力が必要なテレビゲームで,片方がわざと協力しないという状況を作り出し,そのときのイライラや情報処理能力の変化を測定しました。もう一つの実験では,2名で会話する場面と3名で会話する場面で,自己アピールの仕方やその受け取られ方がどのように変わるのかを検討しました。
もう一つの特徴であるデータ分析では,Rという分析ソフトを用いて,漫才コンテストの点数からお笑い芸人の特徴を探るなど,色々な分析を行いました。

調査から見える地域の動き

残念ながら,我々の調査では地域の動きを直接見ることはできません。しかし,地域やコミュニティの最小単位となる「個人」の些細な動きや変化を検討することができました。また,地域を見つめるためのデータ分析のスキルを鍛えました。これらを通して,地域の動きを捉えられるスキルが少なからず身についたと考えられます。

各班の取り組みへ戻る

ページトップへ