調査地:弘前市,五所川原市
「人の行動は変えられるか?」を大きなテーマにし,実習に取り組みました。2020年度は,(1)弘前の広報誌「広報ひろさき」をより多くの人に読んでもらうためのワークショップ「ひろさきPRIME」,(2)見えない障がいへの支援増加を目指した小学校での授業「『本当は困っている人がやってもらいたい、気づかないとできない親切図鑑』を作ろう」,(3)方言をもっと身近に感じるために飲食店を方言で理パッケージした「マヅネレツガルンド〜ツガルベンデネバトチケルメヘヤッコ」を企画し,実行しました。
大学外の人々と協力しながら実習を行ったことが特徴です。実習の取り組み全体に株式会社ボランチの松重宏和氏に協力してもらい,心理学×クリエイティブによる実習を実現しました。また,弘前市のクラフトビール店Ripenや五所川原いずみ小学校,弘前市役所広聴広報課,N40° Coffee Stand & Labの協力により,それぞれの取り組みを実行しました。実習を通して,大学と地域の人々の協働の場を作りだしています。
弘前市には,青森県や弘前市をより良くするため,精力的に活動しているおもしろい人たちがたくさんいます。青森県外には,弘前の文化や街並みに強い関心を示す人たちがたくさんいます。弘前のおもしろい人たちと青森県外の人たちがコラボレーションすることで,青森県内外に対してインパクトと価値のあることを作り出せる。そんなことが可視化された実習でした。