概要：
弘前大学人文社会科学部北日本考古学研究センターでは、水稲農耕文化が弥生時代の早い段階で北日本に定着していたことを示した国史跡垂柳遺跡を調査してきました。
今年度、近年の成果を盛り込んだ田舎館村埋蔵文化財センター展示室のリニューアルがいよいよ本格化します。
これに先立ち本企画展では、垂柳遺跡が初めて学会に紹介された際の資料や、郷土史に尽力した工藤 正氏の調査資料、この地での稲作が初めて実証された東北大学所蔵資料など、これまで非公開だった貴重な資料が公開される貴重な機会ですのでお越しください。

開催期間：
令和6年10月12日（土）～11月4日（月）
10:00～16:00　※期間中10月25・26・27日のみ休館　※入場無料
※令和6年10月11日（金）に報道向け公開予定

展示場所：
弘前大学人文社会科学部北日本考古学研究センター展示室（弘前市文京町1番地）

主な展示資料：
学会に初めて紹介された垂柳土器図（佐藤蔀画譜）
工藤 正旧蔵 原稿・写真・手紙（伊東信雄宛ほか）
東北大学発掘 写真・図面・原稿・土器・炭化米
田舎館村保管土器、石器、土製品、石製品、文献など　　約300点

問い合わせ先：
事務担当：久保田正彦（人文・地域研究科 総務グループ）
℡0172-39-3187
E-mail jm3187@hirosaki-u.ac.jp
センター長：上條信彦　教授
℡0172-39-3273
E-mail kamijo@hirosaki-u.ac.jp